涼宮ハルヒの憂鬱

思春期をこじらした主人公が段々マトモになる話と聞き興味を持ったので視聴。
なるほど、面白いなぁ。やっぱ印象に残るのは山本寛さんの回。
作品についてはもう語りつくされているんだろうけど、寂しいのでおれも語る。

小道具による画面分割

シリーズ通して一気に見たら目に付いたのでメモ。自分が一番気になったのが12話。

左にハルヒ、右にライブの女の子達。
引き戸で画面が教室の内と外に分割されている。
結局ハルヒは教室の外へは出ない。

そのあと似た構図。今度は木で分割されてる。
先程とは違い、ハルヒキョンの手を掴んで自分から右側へと移動して12話終わり。
彼女は変われるんじゃないかという余韻が良い。
そんで変わってしまった後を描いたのが9話なのかな。

あと13話でもハルヒキョンの二人が踏み切りを越えるんだけど
ハルヒはまたその道を戻ってしまう(その後閉鎖空間出現)という演出もしてる。
どこまでシリーズ演出の山本さんの仕事なのかは分からないが
作品通して、カメラの動きが少なかったりとか綿密に話し合いが行われたんだろうなぁ。