TRICK

主人公が真相を暴き事件を解決するたび、トリックに騙されていた人は拠り所を失い不幸になってしまい
残酷な真実より優しい嘘に騙されていたほうが人間幸せなのかもしれないという
分かりやすい「真実VS虚構」の構図で、どうやって決着つけるのかなー。
大抵の場合は「それでも我々は真実を暴かねばならないのだ!(ババーン)」みたいなのだよなー。と思ってたら
最後の事件で主人公は自分の母に復讐の道具として使われていたかもしれないという真実に到達できず
あっさりと虚構の優位性を認めていて少し驚いた。
だからラストでいきなりEDテーマ歌ってた鬼束ちひろが登場するのもただ単にギャグってわけでもないんだろう。