世界の終りとハードボイルド・ヨーコゼッターランド

村上春樹氏に関する講義が面白かった。というか自分がストーリーすらまともに追えてなくてビックリ。
今まで村上春樹エロゲーのやりすぎで大学を留年していたに違いないと決め付けていたわ。ごめんなさい。
ロシア文化の講義は学生が出席カードの裏に感想を書いて、その一部を教授が紙に刷ってくる形式なんだけども

おれは15年間アニメを見続けていて、アニメに対して「美」の感覚は研ぎ澄まされているぜ!
見せてもらったロシアアニメはわけ分からん。ペトロフノルシュテインも閉鎖的だ。
そんなものより、教授は新海誠の「秒速5センチメートル」を見に行けFuck!

ってなことが書いてあって面白かった。ただ単に新海誠と言いたいだけじゃないのか。


「ぼくらの」って砂嵐を挟むことでロボへの搭乗場面を描かずに表現してるけど
デジタル放送を前提に作っている作品であえてスノーノイズを使うのって何か意味あるのかな。
そんな目新しい表現でもないし、あと10年ほどで解説が必要になってしまうんじゃないかなー。

古オタ「この砂嵐のようなものはアナログ特有のもので、わしらの世代は電波障害と闘いながらアニメを見ていた。アニメがゴーストだらけでも我慢していたのだ。それに比べてお前等はアニメを見る際に困難が足りない、だからダメだ!」
若オタ「うぜー」

みたいな感じに。