Yes!プリキュア5 23-24話

プリキュアであること以外に夢を持たないピンクはそれが故に最強。
という設定は子供向け作品として大丈夫なのかと心配になってしまった。
自分の夢を持っていて、未来に対してビジョンがある他のメンバーは
プリキュアなんてやってたら夢叶わないよ」と至極真っ当な揺さぶりをかけられるのに
失う夢が無いピンクは精神攻撃をされない。むしろ敵によって窮地に陥ることがプリキュアである自分を強固なものとする。
今回の経験を経た25話の冒頭で、他のメンバーは自分の夢を育むことをしていたのに
ピンクは「プリキュア合宿」とこれまたプリキュアに依存するようなアプローチをしてて
あーこれって魔王がいなけりゃ勇者はニート問題と同じだなーと思った。
だから物語後半、あと一息でドツクゾーンの連中を皆殺しって時になって
ピンクは「私の夢がなくなっちゃう!」とほざいて裏切ると思う。
もしくは3クール目あたりから手を抜いて勢力を五分五分に戻すとか。
いやでもリア充とネットでの名声を同時に獲得している人物が未だ確認されていないのと同じく
正義のヒーローが自分の夢を優先させることのほうが間違いなのか。則天去私だ。
だけどピンクって使命感からじゃなくてモラトリアムとしてプリキュアを選択してるしなー。
まぁ世界を救うことより友達の誕生会に義務で参加することが優先されるほどヒーローの価値は下がっているから別に良いのか。