いま、一番気になる2008年夏期放送開始の新作アニメを完全チェック!!
久々に地上派アニメ新番組を下調べせず全部見たぞ。サライをかけながら思い浮かんだことを羅列。
- ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜
- 福満しげゆき的パンチラをしながらヒロインが喋ってるシーンはパンツ見せる意味あるのか。別に抜けるようなパンチラでもないし、まわりに誰もいないモノローグ的なセリフなんで「パンチラしながらマジメなセリフ言っちゃってるよー」みたいな衆人環視的なアレでもないしなー。今回はお色気シーンないけど次回以降ムフフな展開を提供するつもりはちゃんとありますから安心してくださいよーお客さん。みたいなエクスキューズなのか。このことをH氏に聞いたら「パンチラは普通にスルーできた」と言ってたがアニメに毒され過ぎだ。もはや彼の世界ではパンチラが日常になっている。契約が切れて困るのは主人公の方じゃないのか。
- ワールド・デストラクション〜世界撲滅の六人〜
- ヒロインが17歳なのに16歳だと間違えられてキレるシーンがあったけど、1歳区切りで年齢を気にするのはオタのほうだ。ファンタジーってただ単に舞台設定に利用するだけの作品と今ファンタジーをやる意義を考えちゃう作品に分けられるけど、この作品はどっちなんだろ。後者だとファンタジーができないことに悩んでしまってそこらへんの逡巡具合は面白いんだけど作品としてのカタルシスはなくなってしまうパターンで(本郷みつる氏が監督した今年の劇しん『金矛の勇者』はまさにそんな作品だった)自分としてはその方が好きなんだけど、どうなんかなー。やけに「世界世界」言ってるんで後者な気がしないでもないが、言ってるだけの気がしないでもない。
- 恋姫†無双
- 同上
- 西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜
- あータッキーが出てたやつかー。くらいの印象しかなかったので突然のゲイ告白に笑ってしまった。演出ハズしまくってるのに楽しく見られるのは原作の力なんだろーか。オタとしては白組制作なのが気になる。
- ウルトラヴァイオレット コード044
- これは視聴者側の問題だけど、特徴的なスタイルを持つ演出家はその部分で回収されやすいので(例えば細田守監督がやたらと飛行機雲やシンメトリーや影なし作画で語られるように)この作品も出崎監督が出崎演出のパロディをしているようにしか見えなくなってしまうんだよなー。アニマックス版では乳首出ているんだろーな。
- セキレイ
- この作品に限らず巨乳キャラは手錬れのアニメーターが担当しない限りボディーペインティングになるなー。あと普通のキャラデザインの時とデフォルメされた時の差がなんか気になる。人の形が残らないほどデフォルメする作品が多いような。デフォルメ前とデフォルメ後を線で結ぶクイズがあったら正解する自信が無い。
- 薬師寺涼子の怪奇事件簿
- 枯れたオタが見るにはちょうどいい塩梅だけど、助手の泉田君(33)がヒロインのちょっとしたエロ攻撃で顔を赤らめるのがなー。33歳って少し乳首見えても「ふーん乳首か、乳首ねぇ。」くらいで済ませる器量を身につけても良い年齢だろ。もっとがんばれ33歳。むしろ顔を赤らめずに無表情のままあしらっていた方が「えっ! コイツらにとってこれくらいのエロは日常なのかよ!」と興奮できるし早く大人になりたくなるので健康的だ。
- スケアクロウマン
- やっぱ案山子がモチーフだとどことなく死の臭いがする。悪戯書きをした子どもへ復讐をするため転生してきたようにしか見えない。
- 乃木坂春香の秘密
- 見忘れた。
- 鉄腕バーディー DECODE
- 古いんだけどこのメンバーならもっと新しいことできるよなー。2話からやるつもりなのかなー。そうしないと勿体無いよなーと思いつつ見てた。
- スレイヤーズREVOLUTION
- 手堅くつくっているので見ようと思えば楽しんで見えるなー。ラストのドラグスレイブ詠唱で街と同時に古傷が痛むオタをも吹き飛ばす破壊力はさすがだ。もしリメイクが2008年じゃなくて2061年くらいならみんな楽しめたと思う。
- ひだまりスケッチ×365
- 「さぁさぁみなさん分析してくださいどうぞどうぞ」みたいな態度が腹立つ。解釈することで搾取されてしまう。校長はその見た目からも男根の表象であることは明らか。性的能力が欠如している老人に男性性を委託することでオタクの失われたファルスを…とか言うのはみんな止めよう。4:3だったのでBSiで見よう。てーか初期投資に数十万かけさせるくせに4:3ってフザけてるとしか思えないぞコノヤロー。あと何がアイラブコマーシャルじゃボケ! そりゃお前らは金もらえるんだからコマーシャル愛するに決まってるだろ。と若者の主張を声高に叫ぶつもりだったが、あのCMコマ送りだとブラジャー丸見えらしいのでちょっと確認してみよう。
- Mission-E
- 人とコミュニケーションがとれないので戦うというテーマでよいのかな。それだったら少し気になる。
- ストライクウィッチーズ
- おれの中で今空前のマンコブームなのでまぁよいんだけど、うーんでもなー。うーん。足にプロペラ付いてるってことは飛んでる最中ずっとオマンコすーすーしてるのか。魔法を使うとケモノ耳になるってーのはなー。おれケモノ属性はないし。かけそば頼んだら「若いんだから精力つけないとダメだよ!」とオバちゃんがサービスで月見にしてくれたけれど卵アレルギーなので食えない感じだ。
- ef - a fairy tale of the two
- TVKで新番組扱いだったので見た。二話目のEDで目がいっぱい出てきてなるほどーと思った。昔のタモリ(もしくはラオール=ウォルシュ)のコスプレした女の声が常に泣いているというか喘いでいるというかケツに指突っ込まれているっぽいんだけどどうしてなの。ハルヒの巨乳と同じくDVを想起させる声。とH氏に質問したら「その質問は鋭い!」と褒められてしまった。氏曰くこれからのアニメ声優はアダルト作品に出演した人でないと生き残れないらしく、その理由を小一時間ほど聞いてなるほどーと思ったが「将来ユリイカから原稿を頼まれた時に書くからブログで晒さないで」と釘を刺されてしまったので書けない。知りたい人は青土社へ依頼してください。
何時間連続で視聴しても疲れないかという短距離的なアニメ体力は近年ますます増加していて、おれかベン・ジョンソンかくらいの位置まで登りつめてはいるけれど、毎週継続して作品を見続ける長距離的なアニメ体力は減退しているので継続する本数絞らないと。HDDレコーダーや動画共有サイトのおかげでそのうち必要ではなくなる要素だとは思うのだけど、やっぱ良い画質で見たいし家ではSD録画しかできないので時間を拘束されてしまうのは少し苦痛だ。いやーワガママな時代だ。
まぁアニメ体力はそんな問題じゃないけどアニメ精神は結構持っていかれる。アニメを見るときはフィジカル面だけでなくメンタル面も消費されることにようやく気付いた。画面に映る美少女キャラの胸が揺れるたびに「この時期に内定決まっていないおれがこんな作品見て大丈夫なんだろうか」と心揺さぶられるね。20越えるとこんな楽しみ方ができるのかとアニメの新たな可能性を発見しゾクゾクしている。