『東のエデン』の滝沢朗は股間を隠されていたのではない!

東のエデン』は主人公の滝沢くんが初っ端から全裸で登場するビックリ展開で、さぞかしみんなも驚いてるだろうなーと調べてみたら「アソコが・・・」「大事なところが・・・」などなど。そりゃそうだよなーあんな処理されてたんだものと思ったが何か変だ。どうやら多くの視聴者は滝沢くんの股間がボカされていた、モザイクがかかっていたと見間違いをしているようなのだ。それは違う、断じて違う。これは滝沢くんの股間に、いや沽券に関わる問題なので誤解を解かなければなるまい。
滝沢くんの股間を蔽っていたもの。それがボカシやモザイクではないことはよく見ればすぐに分かる。というのはいくら画面に近付いても目を細めても、滝沢くんの滝沢くんはその輪郭すら明らかにはならないからだ。ボカシやモザイクなら彼がどれほどの実力者なのかくらいは推測できるはずだけれど画面に映るのは不透明度100%の白だけ。これがボカシやモザイクのはずはない。
それじゃこの怪しい白はなんなんだ。観察を続けるとコイツは1コマ1コマ動き続けているようだ。そういやこの白どっかで見たことあるなー。映画館でだなー。そうだ思い出した。昔は性器が映った海外作品はフィルムに直接キズを付ける、いわゆるシネカリと同じような技法を使って大事な部分が見えないようにしてから流してたんだった。『東のエデン』には映画のオマージュもたくさん含まれてる訳だし、あの白は性器を隠すためフィルムに付けられたキズを模したものなんだろう
つまり滝沢くんを蔽っていたもの。というの自体が誤りで、あの部分は上から何か加工によって隠されたのではなく削られていたのだった。「別に隠されようが削られようが一緒だろ」と思ってるかもしれないが違う、違うんだ。全然違う。なぜなら第一話でもうひとつ何かが「削られてしまう」映像をすでに見ているはずなんだ。滝沢くんが削られてしまったアレに似た何かが。覚えてないのか。それなら早くチャックを開けて自分のモノと比べながらもう一度見直すんだ。女の子はお父さんに見せてもらうんだ。早く、早く! 面倒な人はEDだけでいいから、ほらっナニかが壊れてる、爆発してるよー。それに第一話はそのナニかで画面がいっぱいだ。ひえー。ってことで『東のエデン』は去勢された主人公が姿を変えたそのナニかを今度こそ守れるのかみたいな話になるのではないでしょうか。って言うとバカみたいだな。