『ヱヴァ:破』感想の思い出し分。

『ヱヴァ:破』について知り合いと喋ったらまた色々思ったのでメモ。

  • メガネの一番よかったトコはヱヴァのレバーをガチャガチャ楽しそうに動かす場面。
  • エヴァ』でレバーがガチャガチャされる時はシンジ君がピンチって印象強いんだよねー。前世紀『エヴァ』を見た人は「エヴァレバー = シンジ絶叫」「レバガチャ = パイロット死にそう!」とパブロフ調教されてると思うんだよー。そんな呪われたレバーを上機嫌で歌いながらガチャガチャ動かすだけで「コ、コイツ違うぞ!」と衝撃な訳で、メガネ初登場の掴みが上手いなーと思ったのはそういうことかなー。
  • だからこそ『破』というか新劇場版って新しい観客に向けたってよりは、それまでの『エヴァ』も見てた人につくられてるって感じもするんだよなー。『エヴァ』も見てれば「より」面白いんじゃなくて見てる「から」面白い場面が多いような。まぁおれ新しい観客じゃないし『エヴァ』見てるから違い見つけゲームに捕らわれちゃってるだけかも。
  • あとH氏が「一番最後に槍がブッ刺さるのは希望溢れる燃える展開に水ブッカケてるんじゃねーの」と言っててあーなるほどーと思った。あの槍は「んなわけねーだろ」ってツッコミか。「『ヱヴァ:破』は前の『エヴァ』と違うから良いorダメみたいな議論が定説だけど『ヱヴァ:破』は前の『エヴァ』と同じだから良いんだよ!」と力説してて、あーその立ち位置だと巷の『破』肯定派・否定派の両者から怒られるよなー。相変わらず茨の道を選ぶ人だなーと思った。そういや槍が刺さることは次回作への惹きとして処理されちゃってあんま語られてないような。よく知らんが。