少女革命ウテナ(TV)

初見。やっぱり7話のカツヨ回に持って行かれてしまうが、個人的には西村聡コンテの18話が好きだなぁ。画面右から七実の手だけが出て、みつるの頭をなでるカットとか分かりやす過ぎるけど魅せられてしまう。
生徒会や影絵少女もそうだけど、シリアスな場面でチュチュのギャグを挟んだりと抜けをつくるのが上手いな。作画も外しちゃいけないって所はちゃんとしてるし。上手下手なども考えて演出されていて『映像の原則』を読み返したくなってしまった。
忘却の旋律』を見た時には、何だこれは!?(Be Taro)だったけど、『ウテナ』を見た後だと何をやりたかったのか分かる気がする。最終回近くのカラオケと牛の妙なテンションはもう一度みたい。自分としては五十嵐卓哉さんの演出が何となく分かった気がしたのが功績でした。『ホスト部』が今以上に楽しめたらいいなぁ。