マス=カキヤメ (ガンダムの登場人物)

おそらく十万以上の金をコミケに注ぎ込んだであろうサークル部員が「あの本売ってたんだー」と嘆くさまを見るとオタの物欲はとどまることを知らないのでナトリ氏の「欲しい物の情報を遮断しとけば欲が出ない」という発言は至言だと思った。
おれも高校の頃はアニメスタッフには興味があったけどコミケはむしろ憎んでいたので極力情報を仕入れないようにしてて、知人が「コミケでアニメーターが」と言おうものなら「コミ」の時点で喉仏を潰すような毎日を送ってたからなー。敏感すぎてコミンテルンを解説しようとした世界史教師も手にかけてしまった。ストレートに防御に働いて。あと小宮君も。ただメーリスとかmixiとかTwitterとか嫌でも情報が入ってきてしまう世の中だからそこらへん大変なんだろう。知りたくない情報をカットする技術かすぐに忘れる頭脳を手に入れないと。知ったら欲しくなる本とか見たくなるアニメとかいっぱいあるんだろうけど今現在知っているモノを処理するだけで精一杯なのにさらに情報を仕入れてもなー。そこらへんがアニメ新番組をあんま見る気になれない原因かもしれん。まぁ怠惰なだけってーのもあるけど。
あと帰りの電車内で同人誌を取り出すオタが多くて気が滅入ったんだが、彼らは「なぜオタは開封を帰宅まで待てませんか?」の伝統を絶やさないためにあえてやっている節があるのでまぁ良いのか。スポーツ新聞の風俗欄を読んでるおっさんとそんな変わらんし。コミケ名物 恥ずかしい紙袋をそのまま手提げて持ち帰るオタを見られたのでよしとしよう。りんかい線まではまぁ良いとして、そのまま実家に帰る人はどこまで持っていけるのか気になる。仙石線とかじゃ目立つよなー。フランス辺りまで行けば逆に大丈夫だろうけど。